2011年6月24日、遂にNY州で同性結婚の合法化法案が可決されました!
この運動の先頭にたっていたクオモ州知事は、真面目なカトリック信者で元々同性結婚なんて大反対だったらしいけど、恋人のサンドラさんの家族に同性愛者がいて、クオモ知事の同性愛に対する見方が変わったのだそう。恋人の存在、愛の力は偉大だ。
今年は歴史に残るパレードになる!と大盛り上がりのNYのゲイシーン。やっと手に入れたおニューのカメラ、Fuji x100を持ってちょっくらその盛り上がりを見に行って来ました。
上のおじーちゃんカップルは「Thirty years engaged, let’s get married!(婚約して30年、さあ結婚しよう!)」てな旗を嬉しそうに掲げて盛大な拍手がおきていました。おめでとーー!!
5番街で誇らしげにマーチする人達を見て、拍手しながら何故か号泣の私…。最近とても涙もろい。。
ゲイピーポーなしではこのファビラスな街、New Yorkは存在しません!特にクリエイティブ業界においては、彼らなしにインダストリーの発展はありえないでしょう。
でもクリエイティブ業界だけじゃなく、多種多様な業界で活躍する同性愛者、トランスジェンダーの人達のパレードを見て視野が広がりました。
色んな団体のマーチがあり、NY Gay Officers(ゲイの警官)や、Google、Kiehl'sなど企業のゲイ団体、そしてユダヤ人のゲイグループなどがあって本当に興味深かった。Delta Airlinesのゲイマーチのメッセージは「ゲイのハネムーンはDeltaで」と。
企業でゲイコミュニティをサポートするのはさすがアメリカですね。。全米規模ではまだまだ偏見が多いけど、NYの同性結婚合法化は大きな一歩だと思います。
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私の周りにはたっくさんのゲイの同僚や友人がいます。数年前には同じ部署のレズビアンカップルの1人が、ゲイの男性から体外受精で精子をもらい妊娠・出産しました。今はお母さん二人組で素敵な家族を築いています。彼女達が「いつか結婚式したいんだ〜」と目をキラキラさせて言っていた時は、同じ女なんだな〜、と実感しました。
いつかゲイのシンボルカラーであるレインボーの旗が全米のチャーチで見れる日が来ます様に。